ちば日記

生まれも育ちも会社も千葉。生粋の千葉県民です。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

同じ財布をずっと使い続けるということ

この財布を買ってから12年が経った。その頃はナイロンの財布しか持っておらず、皮に憧れてしょっちゅう、「革財布 一生物」や「革財布 経年変化」などと検索していて、使い込まれた財布の写真など見て一人胸を熱くさせたものだ。 herzのド定番二つ折り革財布…

金子眼鏡に取り憑かれて出費地獄

眼鏡をよく失くす。社会人になってから金子眼鏡というブランドの眼鏡をかけてるんだけど、三年に一回のペースで失くす。飲んで電車で寝て、フラフラになって駅に降りる。しばらく歩いていると視界がぼんやりしていることに気づく。ハッとなり顔に手をやる。…

嫁とハイアットに

ハイアットに行ってきた。その名もハイアットプレイストーキョーベイ。2019年7月に千葉県の新浦安に開業したばかりの出来立てホカホカの高級ホテルである。所在は千葉県だが、東京湾に面しているのでこの名前に嘘はない。 緊縮財政下の我々が、車で20分ほど…

自転車で稚内から鹿児島まで走った話

今週のお題「わたしと乗り物」 買ったばかりの廉価版クロスバイク(GIANTのescape R3)を携えて特急「スーパー宗谷」の終点、稚内駅に降り立ったのは丁度10年前の今頃だった。大学3年の夏休み。自転車で日本を縦断するという行為に魅せられて、自転車を買…

血と硝煙と煙草が臭い立つ 猛き箱舟 船戸与一【徹夜本】

冒頭は冬の南アルプス。五人の高級官僚と特殊民間人を殺し雪山に潜伏するテロリストを追う警察の特別行動部隊。このテロリストは12発の銃弾を喰らっても尚、銃弾を雪山に打ち込み底雪崩を引き起こし、カモシカを殺し囮として川に投げ込み雪山を逃げ続ける…

人間の愚かさ惨めさを面白可笑しく描く ガリバー旅行記 ジョナサン・スウィフト

みんな子供の頃に一回は読んだ事があるだろう。 小人の国に迷い込みがんじ絡めにされるガリバーはあまりにも有名であるが、その物語は旅行記のほんの一部だけであることはあまり知られていない。医者であるガリバーは家庭にじっとしていられない旅の虫であり…

アームストロングの静けさが心に残る ファースト・マン

冒頭からすごい。軍用機に乗ったアームストロングはバーティカルクライムで準成層圏へ到達し、自由落下し無重力状態へ、大気圏に突入しようとするも大気に跳ね返され機体の高度はぐんぐん上昇する。何とか大気圏に再突入しモハーベ砂漠へ着陸。機内の振動や…